カジノドライヴの枕詞

http://blog.livedoor.jp/akachamp/archives/51050442.html

これで「日本馬が勝ちました〜」って言われても、まったく感慨が持てないんだよね・・・。

日本で1走しかしていない馬を「日本馬」や「日本調教馬」として持ち上げられても何だかなあと思っても、華麗にスルーすれば良いんじゃないかね。シーザリオの「日米オークス制覇」で開いた口が塞がらなかった自分は免疫が出来て、もう何も感じない。大人の階段を上るんだ。


自分はカジノドライヴに、はてな風に言うとタグを2つ付けている。もちろん日本馬or日本調教馬じゃない。何しろ、カジノドライヴではなく Casino Drive としてデビューしていても、耳目を集めること必定の、ネタが豊富な馬。マスコミにしろネットにしろ、日頃海外競馬を追いかけている人も同様ではないかと思う。そういう人がカジノドライヴに触れる時、着眼点を探るのもまた一興では(多分、きっと、そうじゃないかな)。


2008年米二冠馬Big Brownカジノドライヴの映像メモ
http://d.hatena.ne.jp/momdo/20080518/p2

ベルモントSを勝ち負けしてトラヴァーズSからBCクラシックとか夢見すぎですか、そうですか。

さて、Midsummmer Derbyはともかく、今年のBCを勝つことにメリットがあるか、と考えると自分は「ない」と思う。今年のBCが行われるSanta Anita Parkの馬場はオールウェザー、つまり北米主流のダートではない。しかも、人工馬場で行われるBCは今年が初めてのことで、勝った先に何があるのかは誰にも分からない。1500万ドルが10倍になることも勿論ない。ましてカジノドライヴKentucky Derbyに出ることが叶わなかった。名実共にアメリカ制圧を成し遂げられるのは、やはりダートで行われるBCクラシックではないだろうか。
また、これはカジノドライヴとは関係がない話なんだけれど、今年のSanta Anitaは馬場問題で大騒ぎになり、馬場の入れ替えとなった*1。しかし、入れ替えてもSanta Anitaでの開催はまだ先。新しい馬場が競馬を行えるに足るものか否かには当然、やってみないと分からない。こんな状況で自分が陣営の一員だとしたら狙う気には到底なれないんだけれども、多田さんがSanta Anitaの馬場問題を知らないとは思えないんだが・・・。