フランスはディヴァインライトを手放して本当に良かったよ

フランスはディヴァインライトを手放して本当に良かったのか?
http://d.hatena.ne.jp/toronei/20080415/K

これ本当にギニー勝つかも知れないなあ、そうなったらトルコでディヴァインライトの人気は更に高まりそうだし、欧州の生産界はもったいない事をした。

それは結果論。 Natagora が昨年10/4のCheveley Park Sを勝った時点でのディヴァインライトの成績はと言うと、初年度産駒は8頭、その内出走したのは Natagora ともう1頭 Nera Divine 、つまり2頭だけ。この2頭はともに勝ち上がっているが、ブラックタイプは Natagora のみ。この成績でオファーを出したトルコの関係者の慧眼に感服すれど、規模の大きくない生産者にオファーを断ってまであの成績で手元に置いておけば良かったのに、とは到底思えない。

確かに Natagora はPrix Imprudenceを勝ったが、所詮リステッドと言えなくもなく、また Nera Divine は4/13 Prix de La Grotte (G3)に出たが6着に敗れて、ここまでグループレースでは用無しという成績。距離不安が囁かれているが、もし Natagora が1000 Guineasを勝ったとしても、一発屋でしかない。それに、クラシックレースを1つ勝ったくらいでは高評価を得られないだろうとも思う。

もしこの馬が欧州のクラシックレースを何か一つでも勝てば、サンデーサイレンス系の人気は更に高まりそうです。いよいよロサードも呼ばれるかな?(笑)

ここは気を利かせて今年からフランスで種牡馬活動をする「グレイトジャーニー頑張れ」とでも言っておけば良かったのに。