パート1入り

パート1入りしたからと言って、地理的や時期的な問題から海外馬がこれまで以上にやってくるかというと微塵にもそうは思えないし、また、来年から海の向こうの外人さんが馬を買いに来るようになる、と、お世辞にも言えないんだけれど、日本馬がセリのカタログでブラックタイプで載るのはちょっと嬉しい。
まあ、日本産馬が海外に売れるようになるには、日本競馬に対する高評価がこの先もっと長く続き、セレクトセールに匹敵するような大々的なセリが生まれてからの話じゃないかな、と思うがどうだろう。

国際(パート1)格付けを取得できる重賞競走【暫定】 60R

2003年から2005年の3年間のレースレーティング平均が格付け基準を満たしている(国際)競走【暫定】であり、最終的に2007年度に国際格付けを得る(国際)競走は、2006年のレースレーティングが確定した後に正式決定されます。

さて、個人的に気になることは、こっち。日本では重賞の格付けはJRAが独断で行っているものだけれど、国際格付けはレースの複数年のレーティングで決まるもの。だから、変動するんですな。格の上がった下がったは、アメリカでは年末の挨拶みたいなもの。
ということは、G2、もしくはG3になかなかの馬が揃い、そのレースが高いレーティングをもらい続けたら、当然格が上がることになるし、また、その逆もあり得る。もし、そうなったとき、JRAは果たしてどうするんだろう。Domestic G2、Int'l G3 なんて、ダブルスタンダードはやらないで欲しい。