先月23日に有名なequineline.comが Soto について報じた。新種牡馬 Soto はステークスウィナーを4頭、その内1頭は日本のG1勝ち馬だと。
これについて、ちょっと待てよとTDN。
また、同馬の昨年の成績について、Blood-HorseのStallion Registerはステークスウィナーを「4」とし、Thoroughbred TimesのStallion Directoryでは「3」としている。
これにも、おかしいだろとTDN。
まず、equineline.com、BHとTTの意見が分かれているのは、メキシコのG1 Clasico Daniel Cardenas Moraの勝ち馬 Sonrisa に因る。
これに対して、メキシコはパート3で、ステークスレースを勝ってもブラックタイプとは認められないと突っ込む。
続いて、スーニが勝った全日本2歳優駿はG1ではなくてリステッドだと。
そして、 Dance to the Star が勝ったレースの賞金は25,000ドルで、ステークスレースの賞金額の最低限を下回ると。
そうすると、 Soto のステークスウィナーは「2」となる。これでは今後の申し込みを憂慮することになる可能性が高い。 Soto を所有するWalmacとしてはスーニの活躍を期待しているのかもしれない、かな。


ついでに Soto 産駒のセールでの取引の記録を眺めていて、値から大きな期待はかけられていなさそうだなと思い、スーニのを調べてみたら1歳時に90,000ドル、昨年の2歳時にバレッツで120,000ドル。安いね。前評判が高くなかったことは想像に難くないけれど、選んだのはなんでなんだろうな。